Williams 

テヘヘ☆で乗り切る雪中キャンプ

冬のある日、大学時代の友人宅に泊まりに行った時、子供達のためにおいしいご飯を作り終えた彼女が「最近アメリカに興味があってさあ。行かない?」と言った。「行く!」と答えた。

プランはすべて彼女に任せたところ、送られてくるメールにより彼女の計画が「砂漠でキャンプの6泊旅行」という壮大なものだと分かってくる。初日のホテルがラスベガスで、目的地はモアブ砂漠(ラスベガスからは800マイル超=約1300キロ)だということも分かってくる。さすが、突然部屋を引き払ってモロッコに旅立ったこともある猛者だ。面白そうじゃねえか…!

かくしてわれらの子供達が春休みに入った3月27日、羽田空港国際線ターミナルに集合した。

結果から言うと、初めての子連れ旅行は一人旅と違ってリスケの連続で、思い通りにならないことも多かった…
けれども! それと同時に、子供の無垢な目を通して見るアメリカはみずみずしく広大で、ガイドブックに載っていない驚きでいっぱいだったのだ―――


この中に4人、冬眠するネズミのように
くっついて寝た(笑)

キャンプごはん in アメーリカ!

旅の楽しみといえばごはんですよね! つうことでキャンプ中のごはんをまずはご紹介。子供達も火の番をしたりパンをひっくり返したりと手伝ってくれて、充実してました。

※今回の旅の仲間はこんなオンナ4匹(平均身長145cm)。
■私(フリーライター、1児の母、うっかり者)
■M(私の娘、12歳、しっかり者)
■Iちゃん(美容師、2児の母、小さな巨人)
■Kちゃん(Iちゃんの娘、7歳、妖精)

←食材はウォルマートなどの大型スーパーで野菜、フルーツ、ハム、パスタなど購入。アルミホイルも忘れるな! 食器にしてる耐熱タッパー(2個で99セント)は99セント均一ショップで。
 コップは軽いと飛ぶのでちゃんとしたやつ持ってった方がいいね! 貧乏性の我々はマックのコーヒーのコップを再利用。てへ。でも耐熱だからさ!

→焚き火で炊いた米の美味しさときたら栄華を極めた頃のソロモンもびっくりだよ。カレーを食べて残った米はおにぎりにしてドライブ中の軽食に♪ 焚き火で焼いたみそ焼きおにぎりのおいしさはガンジーも行進をやめるレベルだよ。

 アリゾナの3月は昼間は暖かいけど夜は雪が降る寒さ。娘の着替えは万全ながら自分の着替えを忘れた私は持ち服を全部着るルンペンスタイルで乗り切った。てへ。でも焚き火があれば大丈夫だから!

↑イワタニの折りたたみ式カセットコンロを持参。10センチ四方ほどのケースに収まるので便利♪ ガスボンベはコールマンなどアメリカのメーカーのものも使えるよ。1本3ドルぐらい。
 朝晩自炊(米を炊く→野菜を茹でる→そのお湯でラーメン→食後にコーヒー飲む)して、2日で1本あれば十分かなという感じ。
 風が強いと熱効率が下がるのでダンボールなどで囲いを作る。スーパーでコレちょうだいと言えばもらえるよ。

←トマト缶(超便利)でスープ。飛行機の機内食で出たソルト&ペッパーの小袋をとっておいてよかった…。 イングリッシュマフィンは子供達のお仕事。チーズを挟んでアルミホイルで包み、焚き火の遠火で炙ったらチーズがとろけておいしいよー。デザートはアリゾナの苺。

→使命感に駆られるような勢いで肉も焼いた。美味くないわけがないよね。


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