真面目で雑多なセンスに脱帽
核実験博物館
National Atomic Testing Museum
10:00-17:00 入場料20$
アトミックと聞けば素通りできない広島人の性。
バスの24時間パス(5$)を買い、砂漠の灼熱の大通りを歩いてまず向かったのは『核実験博物館』。ネバダの核実験場の歴史が、そこに勤務した人たちの生活とともに展示されている。
広島と長崎の原爆のことを丁寧に解説したポスターもあり、原爆投下前と投下後などの変化を負うことができる。けど内容はかなりソフト。館内には平和を祈るイラストやメッセージが寄せられていた。
核実験場の写真を見て気づいたけど、飛行機の窓から見えたのは核実験場だったのか?(右の写真。だいぶ増えてるし。)
原子爆弾の実物大模型、放射能チェックマシンもあり盛況でした。
何よりグッズがすごい。
キノコ雲ピンバッジとか「Acid Free Coffee」とか不謹慎なギャグかと思うようなモノ売ってるし、このTシャツのセンスときたら…! つい買っちゃうでしょうがあー!!
平和記念資料館もこれぐらい突き抜けてもいいと思います。そして外貨を稼ぐのだフフフ。
同じ建物の中に『エリア55ミュージアム』も併設。こちらは打って変わってぶっ飛んだ内容だった。
行ってみるとよい。
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マフィアの歴史に触れるなら
モブ博物館
The Mob Museum
10:00-19:00 入場料21$95
ラスベガスとは切っても切れないのがマフィア。その歴史を振り返ることができる博物館はまさかの公営。郵便局だった建物を再利用しているそう。3フロアまるごとなので全部見るには約3時間かかります。
銃を乱射した気分になれる体験ブースなどのアトラクションや、あのリンドバーグがマフィアに送った手紙などの記録がこれでもかというぐらい並んでいる。
マフィアだけでなく警察や検察の活動記録も充実。実際の捜査メモやスゴ腕おとり捜査官の装備品を見られるほか、本物の盗聴テープも聞くことができる。
圧巻なのは『マフィア・グレーテスト・ヒッツ』。ヒッツはもちろんあっちの方で、当然の事ながら死体写真の嵐。
子供がまだ食べてるでしょうがあー!とココロの田中邦衛が絶叫。
「あの人が殺された床屋の椅子」の実物展示もあり。
こういうものをおしゃれにあしらうラスベガス・センスはすごいね。
禍々しいポップさが雪崩のように襲ってくるモブ博物館。 かなりオススメだ。
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