2019.6.3

2019年春のオベントゥゲレーラ

2019年の春、突然お弁当作りが始まった。料理は好きでも上手かどうかは別の話。毎日仕事しながら早起きして何品も作れるのだろうか。不安だがやるしかない。

こんな気迫で取り組んでおります。ちなみにこれはフェルサ・ゲレーラ。その息子フベントゥ・ゲレーラにあやかり、オベントゥ・ゲレーラを襲名した。勝手に。よろしくどうぞ。


4月9日 初日につき恐る恐るオクラの肉巻きなどを作る。これでは肉が足りないと知る。


4月10日 肉を増やそうと鶏のハーブソテーを作る。品数が足りず隙間にブロッコリーをぐいぐい詰める。


4月11日 シャケ弁。きんぴらが超おいしいとのこと。


4月12日 カオマンガイ、お前にすべてを乗せてやる。じゃがいも餅が人気。


4月13日 食べやすい物とのリクエストにより牛肉の八角炒めとパクチーのおにぎらず。


4月15日 ミートボールさえ入れておけば文句はあるまい。ベランダに自生するパセリを添える。


4月16日 図書館で弁当本を大量に借りて原点回帰。たらのソテー、小松菜ソテー、きんぴらなど。


4月17日 豚バラとさつまいもの炊き込みごはん。竹輪にきゅうりをさしこんだやつが超人気。


4月18日 ガパオらしきものを作る。お前にもすべてを乗せてやるぞガパオ。ガパオよ。


4月19日 鮭弁。アイデアの枯渇に苦しむ。


4月20日 女子高生の弁当とは思えない機能性重視の行軍弁当。


4月22日 カジキを焼くと遠い異国への憧れに包まれる。なぜだ。


4月23日 昔々、森に囲まれた空き地に一匹のオムライスがいました。


4月24日 背筋を正して作る鮭弁はこころなしか明るさがある。


4月25日 ミートボールよ。君に頼りすぎている自覚はあるんだ。


5月7日 またしてもカジキを焼く。異国への憧れついでにコーンとベーコンのピラフも作る。


5月8日 たいていの食べ物は焼くと旨いが何か挟めばもっと旨い。レンコンと挽肉の挟み焼き。


5月9日 ささみにシソとチーズを挟んで焼く。神よ、挟めば旨いんです。本当なんです。


5月10日 はんぺんにハム、シソ、チーズを挟む。さらに卵で包んで焼く。オー、It's トゥーマッチ。


5月11日 おにぎらずが土曜日の定番になりつつある。行けば分かるさ迷わず行けよ。


5月13日 料理しない時代の母もよく作った煮込みハンバーグ。京都日帰り出張につき5時起き。


5月14日 消耗の鮭弁。


5月15日 焼けばいいんだろ。


5月16日 そぼろの台頭。新境地


5月17日 ズッキーニとプチトマトを豚バラで巻いて焼いたところ超絶ヒット。気を良くする。


5月20日 エゴマ入りミートボール。エゴマは父が育てた。


5月21日 困った時の豚肉甘辛炒めは叔母に教わった。理由なき旨さ。


5月22日 迫り来るカオマンガイ。


5月23日 力尽きた時は鮭弁。せめてもの気持ちとして卵焼きに挽肉を混ぜる。


5月24日 竹輪の磯辺揚げが一番人気に躍り出る下剋上。のちに5.24事変と呼ばれる。かもしれない。


5月27日 またしても豚肉の甘辛炒め。おれはもうだめだ。おれのことはいいから逃げろ。


5月28日 急に手づくりに目覚め鮭フレークを手づくり。竹輪の磯辺揚げ時代の到来。


5月29日 リクエストではんぺん挟み焼。オクラにハーブをかけると雑草の味になることを知る。


5月30日 豚肉を焼き、じゃがいもを焼き、ピーマンを焼き、エリンギを焼く。焼き尽くす。


5月31日 ミートボールよ。大量に作って冷凍しておいたお前には幾度となく助けられた。つぎもたのむね


そして夏が来る。
まだまだオベントゥ・ゲレーラの闘いは続くのである。


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