2019.5.29

もうプロレス優等生はヤメだあー!全部見てないけどBOSJ前半戦オススメ3試合!


毎年スーパージュニアの時期にはお手製パンフレットを自作するぐらいのジュニアヘビー級ファン明知としては、スーパージュニアの試合は全部見るべきだという強迫観念にも似た信条があった。

しかし今年は、史上最大20選手の参戦により試合数が多い。そして私には仕事と家庭がある。取材日と原稿締切日に合わせて取材準備、執筆のスケジュールを組み、3食の準備と掃除洗濯をするとなると、自由時間には限りがある。そのすべてをプロレス観戦にあてても全試合を観ることは不可能だ。深夜、パソコンに向かって原稿を書きつつ暗澹たる思いにとらわれる。この状況、ジュニアを愛する者として失格ではないか。

いやちょっと待て。そもそもなぜ全部観なきゃとか思ってんの?

確かにプロレス界にはたくさん観てるファンの方が偉いという風潮があるが、そもそもそれは…変だ。どう考えても変だな!!!そーいう◯◯のファンの方が偉いっていうのどんなジャンルでも変だなー!プロファンとかいう考え方も変だなー!

プロレスは楽しむもので、疲れた自分を癒やし、翌日立ち上がる勇気を与えてくれるもの。そのプロレスにより追い詰められるなんて本末転倒じゃよ。やめだやめだー全部観る主義はやめだー!

というわけで、パラパラと観た中から、ジュニアヘビー級愛を再確認したちょーオススメの3試合をピックアップした。私と同じように時間のない人、ぜひ参考にしてくれたまえ。そして君もオススメを教えてくれたまえ!なぜかキャプテン口調!

ベストバウト1
5月13日
SHO vs 鷹木信悟
今年のスーパージュニアの例年以上の盛り上がりを予感させるすげー試合!みなさん、SHOがこんなにいい選手だってお気づきでした?

ベストバウト2
5月24日
ロッキー・ロメロ vs エル・ファンタズモ
これぞジュニア!両者の超絶スタミナを見せつけられて悶絶すると同時に、知力と気力を総動員した駆け引きに打ちのめされる。体格差は経験値で補い、大ロッキーコールに背中を押され立ち上がるロッキー!サイコー!(泣いています)

ベストバウト3
5月22日
ティタン vs ジョナサン・グレシャム
両選手とも分かりやすい試合スタイルではない。しかしその両者が相まみえた時、新たな扉が開かれた…!ティタンがこんな試合するの初めて観たのでルチャファンこそ見て欲しい。世界中から中軽量級の猛者が集まるBOSJという名の天下一武道会だからこそ実現した奇跡の試合。

あとはオマケメモだよ。

5月13日
マーティ・スカル vs ジョナサン・グレシャム
BOSJ24初来日の時、自分の世界観をここまで作る人はいなかったし、そこからアートな流れが来たように思う。マーティは何でもできる。

5月14日
エル・ファンタズモ vs バンディード
バンディードの新日本マット初シングル。2度目の対戦らしいが、カナディアンデストロイヤーを打ち合ったりふたりともすごい。おまけにちょいちょい笑わせてくる。
このあとの田口隆祐vsSHOが解説席のおじさまたちになぜか沁みているのも印象深かった。

5月15日
石森太二 vs マーティ・スカル
関節の取り合いすごい。ふたりとも引き出しありすぎマン。
このあとのリーvsSHOはめっちゃ熱かった。でもヘビー級の人たちがやってることじゃん…と、私の中のジュニア信者がへそを曲げた。

5月16日
YOH vs バンディード
高さのあるケブラーダなどを放ちまたしても新たな引き出しを見せたバンディードであった。

5月19日
バンディード vs DOUKI
バンディードのトペがめっちゃ伸びることを発見。渾身の手拍子したくなる試合。

5月22日
バンディード vs 成田蓮
「ナリタァァァァー!!!」と襲いかかられた成田が「サンをつけろよデコ助野郎ォー!」と返したならば中年ファンが100万人増えたはず。

ウィル・オスプレイ vs エル・ファンタズモ
イギリスっぽさ満開の面白さ。ファンタズモは本当にオリジナリティあって魅せる。

5月23日
ウィル・オスプレイ vs バンディード
バンディード、キャリアで初めて場外へのシューティングスターを放つ。思いついてやっちゃえるその度胸…恐ろしい子!

5月24日
マーティ・スカル vs 金丸義信
傘vsウイスキーの凶器対決から始まっためくるめく攻防は必見。金丸…かっこいい…。

ロビー・イーグルス vs DOUKI
冒頭の場外でロビーが流血するも、両者とも引かない熱い対決。ロビー関節うまい。

田口隆祐 vs バンディード
田口監督がちょいちょい笑わせながらもトペコンまで披露しておられた。かっこいい。バンディードの技の精度の低さ!(笑)


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