2019.4.3

なんて呼べばいい?


充実した土日であった。

土曜は大好きな編集者の結婚式にお招きいただき、いそいそと出かけた。由緒正しそうな美しい教会での挙式だった。少し前にサンタ・ムエルテ教(メキシコのカルト宗教)やチャクモール(生贄台)の話で盛り上がったはずだがおかしいな。

花嫁は造形的に飛び抜けて美しい女性のため、すべての写真が絵になる。おそらくNGカットはないだろう。

花婿もハンサムだった。しかもオカルトと映画が好きだという。素敵じゃないですか。

時、場所、物のすべてが考え抜かれた結婚式で、しかも思いやりを持って思索された軌跡を感じた。花嫁からのサプライズ動画に花婿がうっと来た瞬間がスーパー最高だった。

ところでその夫となった人のことをなんと呼べばいいのか。旦那さん? ご主人?

年配の美しい女性が「ご主人はどうなさってるの?」と言えば映えるが、私のような者が革ジャンで言う台詞ではないし、女性蔑視の残り香があると違和感を訴える方も多いことを考えると時代錯誤だろう。

そういう言葉は多い。「男気がある」は男女問わず使われるし「男っぽい」も褒め言葉だ。その違和感は、誰かが使う分にはまったく構わないほどささやかだ。

しかし私は公共の場に記事を書くライターだし、時にフェミニスト認定される程度には性の扱いには敏感だ。自分が使うかどうかはよく考えなければなりますまい。

「パートナー」は結婚関係を問わず可だがかっこよくてムズムズする。スペイン語だとエスポーソだが何のことだか分からない。「おだん」と敬称と省略をうまく混合する友人もいるがおでんに似すぎている。

しかしそもそも結婚って個人の世界のことなんだから、課長とか部長とかそういう肩書めいたものはいらんだろう。アチョーだよ。

あっ!

ていうか名前知ってるんだからYさんって呼べばいいんじゃね? ユリイカー!!!


さて日曜は急に思い立ち、前日から行われていた「伊豆大回転RUN」にバイクで突撃参加。同じく2日目のみ参加のヘリングスさんと西湘バイパスで待ち合わせ。

憧れすぎてヒゲ持参。


伊東まで行って返って250km、クラッチ握りすぎ左手死亡ですが原稿は書けますのでよろしくどうぞ!!!


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