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2017.2.18


FANTASTICA MANIA2017を振り返る

おかげさまで忙しくしております。ちょっと仕事サボってブログ書くよ!

FANTASTICAMANIAも終わりましたねー(ってもう2月も後半ですが)。毎回思うけど、こんなにたくさんのルチャドールが日本に来るなんて、ホントに奇跡のような大会。呼んでくれてありがとうー!って新日本プロレス愛が深まるわよ!(笑)
10月からずっと変な責任感で突っ走ってしまった。お客さんが喜ぶことで、私にできることってなんだろうって。あと、選手が本領発揮できて、ガッカリしたりせず楽しんで、お客さんと選手が楽しめるように…とかずっと考えて、マジで献身してしまった。まあ、たまにはこんなふうに人生を使ってもいいよね。

今年も入魂のパンフ制作

 そんな大会のパンフレットを作れるなんて、夢じゃなかろうかと思いながら、もう4冊目。今回も全霊で作りました。

 完全にお客さん目線。というのも、2011年に第1回FMを観てルチャに本格的にハマったのだけど、情報を得たくてもほとんどなく、日本でルチャの情報を得ることの難しさを痛感することとなる…。
 そんなルチャ迷子の気持ちを思い出しつつ、あの時の私が知りたかったことをできるかぎり盛り込んでいる。
 大会を観た人が、何年か後に開いて、楽しかったことを思い出してくれたらいいな!

闘魂ショップで買えますのでよろしくどうぞ!★商品ページ

橋ヒロムと
ドラゴン・リーに
インタビュー!

 今年はもう一つ、勝手に自分に課した任務があった。それはドラゴン・リーと橋ヒロムのインタビュー。

【週プレNEWS】
★高橋ヒロム 前編後編
★ドラゴン・リー 前編後編

 カマイタチVSドラゴン・リーがどんどん白熱していくのをオンタイムで観ていたオタクライターとしては、やらなければなりますまい! 1.5のドラゴン・リー乱入を受けて、急いで企画書を作った。これも奇跡みたいな理解を得て、奇跡のスケジュールで成立した。
 お二人ともすごくいいお話を聞かせてくれたので、読んでね!

『FOTOLIBRE』を買うまでが
ファンタスティカマニアですよ

2011年にルチャ迷子になった私を救ってくれた本が『FOTOLIBRE(フォトリブレ)』。
 プロレスカメラマン大川昇さんが作っている写真誌で、切り取る瞬間もいいし、ルチャドールたちの表情も信頼関係を感じさせる素敵なお顔なのだ(マスクだけど・笑)
 フォトリブレを買うまでがファンタスティカマニア!…なのだが今年は出ないようだ。しょうがない、バックナンバーを読もう。(DEPOMARTで買えますよー)

 日本でルチャの情報を得るのは至難の業で、プロレス専門誌もルチャにほとんどページは割かないという現状では、大川さんのような個人の活動が文化の下支えをしている。つまり、今のルチャの盛り上がりって、大川さんの功績も大いにあるんじゃないかな。私もそんな活動家でありたいです。
 いつか大川さんの写真に私がくだらないキャプションを付けて本にするのが夢(笑)。

ブルー・パンテルJr.はあの人に似ている

 さて、試合の方は、今年はソベラノJr.がモテ男の輝きに包まれブレイク! ルーシュと渡り合うアトランティスはやはりヒーロー! ティタンは誰とも違う超オリジナル(この人は突然姿を消しそうな刹那感があって何度でも観たくなる)! ミスティコが北の客席を駆け抜けてシューティングスター(だけどあの日本限定ポーズはいらない)! エフェストはいつも通りさすがベテラン(どうせならメフィストも連れてきてよ)! エウフォリア、うしろ!

 など言いたいことは山ほどありますが、唯一本領発揮したとは思えないのがブルー・パンテルJr.。ルチャの配信をいつも観る方なら「もっとできるのに…」と思った方も多いのでは?
 必殺技ヌド・ラグネロはエフェストと対戦した際に1度だけ。来日発表時に公開されたプロフィールにあるパランカ・ラグネラに至っては出さずじまい。期待値に及ばなかったと言わざるを得ない。

こ、これは…あの人に似ている…! J.J.Jacksの飯塚孝之。

 顔も体格も良くどう考えてもエース候補なのに、なぜかブレイクしない。生まれ持った間の悪さもあるのかもしれない。99年頃の年越しイベントで順に選手が挨拶する中、飯塚が自己紹介を始めた瞬間、女子アナに「年越しまであと2分です!」と盛大にカブされたのは忘れられない。

 そしてブルー・パンテルJr.、印象的なマスクに加え、ジョジョの実写化かと思わせるほど見事な筋肉。そこにシビれてアコガれていいハズだが、自己主張せずおとなしい。最終日に選手たちがノリノリでTシャツを脱いで投げる中、促されても「え…僕はいいです…」な空気を醸し続ける引っ込み思案(←注目しすぎ)。

 しかし! 飯塚がサンボ留学などで培った実力をある日突然、乱入した村上和成に発揮したように、ブルー・パンテルJr.もある日突然、乱入したテロリストに…

 と複雑に考える必要はまったくなく、単に弟のテ・パンテルと一緒に呼んでくださればよいのだ。普段は弟と父・ブルー・パンテルとのネコ科タッグで活躍しており、スピード担当(テ・パンテル)、パワー担当(ブルー・パンテルJr.)、老獪技担当(ブルー・パンテル)と見事な試合を見せてくれている。これにルードのネコ科タッグであるプーマ、タイゲルが来れば…!

来年に期待!(カリスティコもよろしくおねがいします!)


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