突発的に 5/26アレナコリセオ解説
★第1試合
オルス、ロビン vs
サイコ、アポカリプシス
オルス(Horuz)は、有名な「アンヘル・ブランコ」という選手の孫。
1982年11月28日生まれの30歳。ハリスコ州グアダラハラ出身。
オルスとしてのキャリアは2009年6月からだが、それ以前からルチャドールとしてのキャリアはあり、2007年に一度「エル・イホ・デル・ファラオン」という名でデビューしている。さらには「イホ・デ・レイ・ミステリオ」という名で活動していた時期も。
ニエト・デル・サントとしてデビューを狙うも、その名前を使う人が多すぎたのだとか。
ちなみに「イホ(hijo)」とはスペイン語で「息子」、「ニエト(nieto)」は「孫」という意味。
歴史の長いメキシコのプロレス、「祖父の代からルチャドール」という、まさに江戸っ子のアイデンティファイ的なナニガシカもあるのだ。
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★第2試合
レオーノ、ソベラノJr. vs
ラシエル、ディストゥルビオ
ソベラノJr.のことは3/11にも書いているが、CMLL中年の星ことエウフォリアのご子息。180cmの長身がリングに舞う様はなかなか素敵だ。物おじしない身のこなしも◎。
ソベラノとはそもそも彼の祖父であり、父のエウフォリアもソベラノJr.として活動していた時期もある。
あとの選手のことはまだ知らないぜハハハ。
あ、対戦の表記は上がテクニコ(正義)で下がルード(悪)です。
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★第3試合
エレクティコ、ショッケルシート、バンバン、 アエレオ、ファンタジー vs
デムス3:16、ペケーニョ・ビオレンシア、 メルクリオ、ペケーニョ・ニトロ、 ペケーニョ・ウォリアー
すべて「ミニ」の選手、つまり小人プロレス。日本では死に絶えたと思われる文化だが、メキシコでは健在。驚愕の身体能力を活かしたコミカルな試合運びに、観客は熱狂だ。
「〜シート(cito)」とか「ペケーニョ(pequeno)」はスペイン語で「小さい」という意味で、それぞれ元となる大きい選手がいたりする。たとえばショッケルシートは「ショッケル(shocker)」という選手の小さい盤。
ショッケルは「El 1000% Guapo」とも呼ばれ(Guapoとは「カッコイイ」「ハンサム」の意)るベテラン選手。「1000%グアポス大学」というまさかのネーミングで若手育成プロジェクトをやっていたりもしたイケメン学園の校長。ぱっと見、竹内力。あるいは安岡力也。
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